【豊田高専】学生による中山間地域活性化イベントを開催!〜授業でもない、部活動でもない、人間力の育成〜
独立行政法人国立高等専門学校機構 豊田工業高等専門学校(愛知県豊田市 校長:山田 陽滋 以下「豊田高専」という。)では、学生有志が主体となり教職員有志の支援や地域住民の方々の協力も得て、中山間地域である豊田市笹戸町で、多世代参加型交流事業「豊田高専ドミタウン」を2015年から継続的に取り組んでいます。2023年9月17日(日)には、公募した小学生とともに科学工作「液状化実験」と休耕地を活用した「稲刈り」を実施しました。
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◆豊田高専ドミタウンについて
多世代参加型交流事業「豊田高専ドミタウン」は、学生と教職員の有志が豊田高専ドミタウン実行委員会を2015年に結成し、活動9年目に入った活動です。ドミタウンとは、「学寮(ドミトリー)の仕組みを取り入れて多世代が交流するまち(タウン)」のことです。豊田高専ドミタウンでは、寮で決まった時間に実施されている「点呼」や高学年が低学年をサポートする「指導寮生(ドミタウンでは“チューター”と呼称)」などの仕組みを取り入れ、参加した小学生に豊田高専の学生寮の仕組みを体験してもらうことにしています。これまで、豊田市笹戸町を活動拠点として、学生、教職員、地域住民の方々、豊田市近隣に居住する小学生たちが一つになって、休耕地を活用した稲作や畑作、科学工作などに取り組んできました。
【豊田高専ドミタウンFacebookページ】https://www.facebook.com/dormitown/
◆9月17日の科学工作と稲刈り
2023年9月17日(日)の豊田高専ドミタウンでは、学生10名、教職員6名、公募した小学生15名、地域住民の方々など、総勢37名程度で活動を展開しました。午前には、科学工作として「液状化実験」に取り組みました。午後には、休耕地となっていた田をお借りして、地域住民の方の協力を得て田植えを行ったもち米の稲刈りを行いました。
高専生はこの日のために、工作の内容などを企画するミーティングを昨年度から学校内で複数回実施し、9月8日には工作や稲刈りについて、学生主体で実施内容やスケジュール等を検討・確認することで入念に準備を進めてきました。
そのため、イベントの進行やチューターによる小学生のサポートなど、綿密に準備してきたことにより大きな問題が生じることなく、学生主体でイベントを実施することができました。
【科学工作:液状化実験】
午前中は、大地震の際に大きな被害をもたらす原因のひとつである「地盤の液状化」について「エキジョッカー」を用いて観察を行いました。
実験ボトルに砂と浮きを入れ、砂が浸かるまで水をいれて振動を与えました。小さな振動でも液状化が発生し、砂に埋もれた浮きが地表面まで上ってきました。実験の最後には、液状化にならないための対策を話し合い、地震に対する知識を深めました。
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【稲刈り】
午後の稲刈りでは、自分たちで植えて笹戸の方々に管理をお手伝いいただき、育てたもち米を収穫しました!刈った稲は藁で稲の根元を束ね、棒にかけて干します。1週間ほど天日干ししておきます。
今年の稲刈りは秋晴れの下、暑いくらいの天候で、3時間ほどでみんなの力を合わせて終えることができました!やはり田植えも稲刈りも機械を使わずに行うのは労力がかかります。そのことを実感できるよい機会でした。
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イベント実施後、高専生たちは、「高専の授業で学んだ知識を小学生に対して教えられて良かった!」、「普段は何気なく食べているお米を作るのは、こんなに大変なんだと痛感した。」と、今回のイベントで多くのことを学んでくれたことが伝わってきました。また、「次回も参加したいです!」と言ってくれた小学生の皆さんも多く、高専生にとっても自分たちで企画した科学工作などがうまく実施できたことが自信につながりました。
◆豊田工業高等専門学校について
高等専門学校(以下「高専」)は、社会が必要とする技術者を養成するために1962年(昭和37年)に設立されました。高専は、中学校の卒業生を受け入れて、1学科40名による5年間の一貫教育を行う高等教育機関です。
豊田高専は1963年(昭和38年)に愛知県豊田市に設立され、幅広く豊かな人間教育を目指し、数学・英語・国語などの一般科目と実験・実習を重視した専門科目に基づくカリキュラムにより、実践的、専門的な技術者教育を行っています。
卒業生は、約半数が国立大学の3年次編入学や高専の専攻科に進学し、約半数が多様な産業分野で実践的技術者として活躍しています。
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【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 豊田工業高等専門学校
所在地:愛知県豊田市栄生町2-1
校長:山田 陽滋
設立:1963年
URL:https://www.toyota-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
◆本リリースに関するお問い合わせ先
独立行政法人高等専門学校機構
豊田工業高等専門学校
総務課総務企画係
TEL:0565-32-8811(平日8時30分から17時)
e-mail:soumu@toyota-ct.ac.jp
提供元:valuepressプレスリリース詳細へ
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◆豊田高専ドミタウンについて
多世代参加型交流事業「豊田高専ドミタウン」は、学生と教職員の有志が豊田高専ドミタウン実行委員会を2015年に結成し、活動9年目に入った活動です。ドミタウンとは、「学寮(ドミトリー)の仕組みを取り入れて多世代が交流するまち(タウン)」のことです。豊田高専ドミタウンでは、寮で決まった時間に実施されている「点呼」や高学年が低学年をサポートする「指導寮生(ドミタウンでは“チューター”と呼称)」などの仕組みを取り入れ、参加した小学生に豊田高専の学生寮の仕組みを体験してもらうことにしています。これまで、豊田市笹戸町を活動拠点として、学生、教職員、地域住民の方々、豊田市近隣に居住する小学生たちが一つになって、休耕地を活用した稲作や畑作、科学工作などに取り組んできました。
【豊田高専ドミタウンFacebookページ】https://www.facebook.com/dormitown/
◆9月17日の科学工作と稲刈り
2023年9月17日(日)の豊田高専ドミタウンでは、学生10名、教職員6名、公募した小学生15名、地域住民の方々など、総勢37名程度で活動を展開しました。午前には、科学工作として「液状化実験」に取り組みました。午後には、休耕地となっていた田をお借りして、地域住民の方の協力を得て田植えを行ったもち米の稲刈りを行いました。
高専生はこの日のために、工作の内容などを企画するミーティングを昨年度から学校内で複数回実施し、9月8日には工作や稲刈りについて、学生主体で実施内容やスケジュール等を検討・確認することで入念に準備を進めてきました。
そのため、イベントの進行やチューターによる小学生のサポートなど、綿密に準備してきたことにより大きな問題が生じることなく、学生主体でイベントを実施することができました。
【科学工作:液状化実験】
午前中は、大地震の際に大きな被害をもたらす原因のひとつである「地盤の液状化」について「エキジョッカー」を用いて観察を行いました。
実験ボトルに砂と浮きを入れ、砂が浸かるまで水をいれて振動を与えました。小さな振動でも液状化が発生し、砂に埋もれた浮きが地表面まで上ってきました。実験の最後には、液状化にならないための対策を話し合い、地震に対する知識を深めました。
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【稲刈り】
午後の稲刈りでは、自分たちで植えて笹戸の方々に管理をお手伝いいただき、育てたもち米を収穫しました!刈った稲は藁で稲の根元を束ね、棒にかけて干します。1週間ほど天日干ししておきます。
今年の稲刈りは秋晴れの下、暑いくらいの天候で、3時間ほどでみんなの力を合わせて終えることができました!やはり田植えも稲刈りも機械を使わずに行うのは労力がかかります。そのことを実感できるよい機会でした。
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イベント実施後、高専生たちは、「高専の授業で学んだ知識を小学生に対して教えられて良かった!」、「普段は何気なく食べているお米を作るのは、こんなに大変なんだと痛感した。」と、今回のイベントで多くのことを学んでくれたことが伝わってきました。また、「次回も参加したいです!」と言ってくれた小学生の皆さんも多く、高専生にとっても自分たちで企画した科学工作などがうまく実施できたことが自信につながりました。
◆豊田工業高等専門学校について
高等専門学校(以下「高専」)は、社会が必要とする技術者を養成するために1962年(昭和37年)に設立されました。高専は、中学校の卒業生を受け入れて、1学科40名による5年間の一貫教育を行う高等教育機関です。
豊田高専は1963年(昭和38年)に愛知県豊田市に設立され、幅広く豊かな人間教育を目指し、数学・英語・国語などの一般科目と実験・実習を重視した専門科目に基づくカリキュラムにより、実践的、専門的な技術者教育を行っています。
卒業生は、約半数が国立大学の3年次編入学や高専の専攻科に進学し、約半数が多様な産業分野で実践的技術者として活躍しています。
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【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 豊田工業高等専門学校
所在地:愛知県豊田市栄生町2-1
校長:山田 陽滋
設立:1963年
URL:https://www.toyota-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
◆本リリースに関するお問い合わせ先
独立行政法人高等専門学校機構
豊田工業高等専門学校
総務課総務企画係
TEL:0565-32-8811(平日8時30分から17時)
e-mail:soumu@toyota-ct.ac.jp
提供元:valuepressプレスリリース詳細へ