さかさま不動産が空家率トップクラスの高知県にて「空き家」を借りたい人が集まるイベントを開催~「空き家はあるのに借りられない」課題にアプローチ~
株式会社On-Co(本社:三重県桑名市、以下On-Co)が運営する、物件を借りて挑戦したいことがある人の想いを可視化して貸主を募集するサービス「さかさま不動産」は、9月14・16・17日に高知県内の3エリアにて「空き家を使って何かをやりたい人大集合」イベントを開催します。 高知県は空き家率トップクラス。一方で空き家が見付からず移住断念者は3年連続200件以上。「借りられる空き家が少ない」という全国共通課題に、さかさま不動産が「人」を通じてアプローチします。
貸す気も売る気もない空き家が20年で約1.9倍へ
深刻化する空き家問題。総務省によると、2018年の空き家率は過去最高となる13.6%(849万戸)で、二次的利用や賃貸・売却予定のない長期不在の住宅は41.1%(349万戸)。2030年には470万戸程に増加すると推計されています (※1※2)
また国土交通省が調査した「利活用に向けた活動状況」によると、将来的にも利用意向はなく「空き家のままにしておく」との回答が約3割。賃貸・売却の意向を持つ所有者は2割超いるものの、そのうちの約4割は「何もしていない」とのデータが出ています。(※3)
※1 総務省 「平成30年住宅・土地統計調査」 ※2 国交省「空き家政策の現状と課題及び検討の方向性」※3 国交省 「社会資本整備審議会 住宅宅地分科会 空き家対策小委員会 とりまとめ 参考データ集」
さかさま不動産の狙い
さかさま不動産は、家の情報ではなく「借り手」の情報を開示してマッチングをするサイトです。従来の不動産流通の仕組みを逆にすることで、「貸す人や使途は選びたい」「物件情報を公開せず借り手を探したい」と考える非流通空き家の所有者や、チャレンジ精神を持つ人を地域に誘致する際などに有効です。
最近では物件所有者から「文化的な使い方をしてほしい」「地域が活性化する人に貸したい」などの相談が増えています。※HP:https://sakasama-fudosan.com/
空き家率トップの高知県。一方で空き家がなく移住断念の傾向増
全国の共通課題として聞かれるのが、「空き家を借りたい人」が増える一方「借りられる空き家」は少ないという実状です。
高知県には、使用目的のない空き家は県内に約5万戸あり、住宅総数に占める空き家率(12.8%)は全国ワースト1位(※1)。移住者数は伸びる一方、移住者と空き家のミスマッチも生じており、空き家を探したが見つからず移住を諦めた方は3年連続で200件以上となっています(※2)。※1 平成30年総務省「住宅・土地統計調査」 ※2 高知県移住促進課調
「良い人なら貸したい」大家の気持ちへの配慮
高知県では、令和4年度に空き家対策チーム(高知県土木部住宅課内)を新設。事業を進める中、空き家所有者から、近隣への配慮や愛着のある家への思い入れなどから「良い人だったら貸したい(売りたい)」という声も出ており、「気持ち」への対応を模索してきました。
そこで打開策のひとつとして、「人」を通じて空き家問題にアプローチする「さかさま不動産」を活用。借りたい人の想いを可視化し、潜在的な空き家所有者に「この人なら貸したい」と心を動かしてもらうイベントを実験的に開催することとなりました。
温かな県民性で人との繋がりが息づいている高知県。既存の官民組織とも連携しやすいさかさま不動産の特徴を活かして、潜在的な空き家の掘り起こしと移住促進を図ります。
空き家を使って何かをやりたい人大集合
高知県移住促進課及び高知家移住促進プロジェクトの構成メンバーである民間団体と連携の上、まずは県内3エリアにて開催します。本企画を皮切りに、高知県内では他エリア含め、計7回の開催を予定しています。
内容:さかさま不動産の説明や空き家活用WS、高知県で何かを始めたい人のプレゼン等料金:無料
主催:On-Co
後援:高知県移住促進課・高知家移住促進プロジェクト
9/14:空き家を使って何かをやりたい人大集合
日時:2023年9月14日(木)14:30~16:30
会場:高知県自治会館3階 第1会議室(高知市本町4-1-35)
登壇:On-Co 水谷岳史・太田憲明・奥田啓太
対象:市町村職員、移住・空き家相談員(委託先含)、地域おこし協力隊、空き家活用希望の方 等
担当:高知県 中山間振興・交通部 移住促進課
連絡先:088-823-9755
申込:070401@ken.pref.kochi.lg.jp
9/16:空き家を使って何かやりたい人大募集! in香美市
日時:2023年9⽉16⽇(土)13:00〜15:00
会場:kuzume Base. (香美市土佐山田町楠目972-1)
登壇:On-Co 太田憲明・藤田恭兵
担当:特定非営利活動法人いなかみ(香美市土佐山田町本村214)
連絡先:0887-52-8606
申込:https://kochisakasama.peatix.com/
9/17:空き家を使って何かやりたい人大募集! in土佐山
日時:2023年9⽉17⽇(日)10:30-12:00
集合:ひだまり交差点BAL土佐山(高知市土佐山139-3)
登壇:On-Co 太田憲明・藤田恭兵
担当:特定非営利活動法人 土佐山アカデミー(高知市土佐山桑尾1856-1)
連絡先:088-895-2033
申込:https://tosayamaacademy.org/programs/sakasama/
今後の展開
「空き家を使って何かをやりたい人」の情報は、さかさま不動産への掲載と並行し、エリア内の物件所有者に届きやすいよう紙ベースでの配布や張り紙、地域特化での情報発信も強化して検証します。
また本企画を皮切りに、高知県内計7回に加えて大阪でも開催を予定。各エリアの特徴を打ち出し、より良いマッチングを図ると共に、チャレンジ精神を持つ人を誘致し、地域活性を狙います。
【参考】さかさま不動産について
2022年からはさかさま不動産支局の展開を始め、空き家を介した関係性づくりを、風土や課題を理解した人たちが地域密着でフォローする仕組みを拡げています。現在、福岡県香春、長野県辰野、岐阜県多治見、愛知県西尾など、計10支局が開局。自治体やまちづくり団体から相談も増えており、①移住や空き家活用相談は増えている ②借りられる空き家がない ③空き家課題は深刻 ④地域にとって良い移住者を選ぶ必要がある という共通課題が視えてきています。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NDU1OCMzMjQ0NTkjNzQ1NThfZnFnam1nWFRtcC5wbmc.png ]
株式会社On-Co
共同創業:水谷岳史/藤田恭兵
設立:2019年3月
本社:三重県桑名市西別所1375
事務所:名古屋市西区新道1丁目13-15昭和ビル
HP:https://on-co.jp/
ミッションは「未来の前座」。強みは社会に必要と感じた概念を具現化させること。さかさま不動産や上回転研究所、丘漁師組合などを展開している。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NDU1OCMzMjQ0NTkjNzQ1NThfb21uUlR0dU1JSS5qcGc.jpg ]
提供元:valuepressプレスリリース詳細へ
貸す気も売る気もない空き家が20年で約1.9倍へ
深刻化する空き家問題。総務省によると、2018年の空き家率は過去最高となる13.6%(849万戸)で、二次的利用や賃貸・売却予定のない長期不在の住宅は41.1%(349万戸)。2030年には470万戸程に増加すると推計されています (※1※2)
また国土交通省が調査した「利活用に向けた活動状況」によると、将来的にも利用意向はなく「空き家のままにしておく」との回答が約3割。賃貸・売却の意向を持つ所有者は2割超いるものの、そのうちの約4割は「何もしていない」とのデータが出ています。(※3)
※1 総務省 「平成30年住宅・土地統計調査」 ※2 国交省「空き家政策の現状と課題及び検討の方向性」※3 国交省 「社会資本整備審議会 住宅宅地分科会 空き家対策小委員会 とりまとめ 参考データ集」
さかさま不動産の狙い
さかさま不動産は、家の情報ではなく「借り手」の情報を開示してマッチングをするサイトです。従来の不動産流通の仕組みを逆にすることで、「貸す人や使途は選びたい」「物件情報を公開せず借り手を探したい」と考える非流通空き家の所有者や、チャレンジ精神を持つ人を地域に誘致する際などに有効です。
最近では物件所有者から「文化的な使い方をしてほしい」「地域が活性化する人に貸したい」などの相談が増えています。※HP:https://sakasama-fudosan.com/
空き家率トップの高知県。一方で空き家がなく移住断念の傾向増
全国の共通課題として聞かれるのが、「空き家を借りたい人」が増える一方「借りられる空き家」は少ないという実状です。
高知県には、使用目的のない空き家は県内に約5万戸あり、住宅総数に占める空き家率(12.8%)は全国ワースト1位(※1)。移住者数は伸びる一方、移住者と空き家のミスマッチも生じており、空き家を探したが見つからず移住を諦めた方は3年連続で200件以上となっています(※2)。※1 平成30年総務省「住宅・土地統計調査」 ※2 高知県移住促進課調
「良い人なら貸したい」大家の気持ちへの配慮
高知県では、令和4年度に空き家対策チーム(高知県土木部住宅課内)を新設。事業を進める中、空き家所有者から、近隣への配慮や愛着のある家への思い入れなどから「良い人だったら貸したい(売りたい)」という声も出ており、「気持ち」への対応を模索してきました。
そこで打開策のひとつとして、「人」を通じて空き家問題にアプローチする「さかさま不動産」を活用。借りたい人の想いを可視化し、潜在的な空き家所有者に「この人なら貸したい」と心を動かしてもらうイベントを実験的に開催することとなりました。
温かな県民性で人との繋がりが息づいている高知県。既存の官民組織とも連携しやすいさかさま不動産の特徴を活かして、潜在的な空き家の掘り起こしと移住促進を図ります。
空き家を使って何かをやりたい人大集合
高知県移住促進課及び高知家移住促進プロジェクトの構成メンバーである民間団体と連携の上、まずは県内3エリアにて開催します。本企画を皮切りに、高知県内では他エリア含め、計7回の開催を予定しています。
内容:さかさま不動産の説明や空き家活用WS、高知県で何かを始めたい人のプレゼン等料金:無料
主催:On-Co
後援:高知県移住促進課・高知家移住促進プロジェクト
9/14:空き家を使って何かをやりたい人大集合
日時:2023年9月14日(木)14:30~16:30
会場:高知県自治会館3階 第1会議室(高知市本町4-1-35)
登壇:On-Co 水谷岳史・太田憲明・奥田啓太
対象:市町村職員、移住・空き家相談員(委託先含)、地域おこし協力隊、空き家活用希望の方 等
担当:高知県 中山間振興・交通部 移住促進課
連絡先:088-823-9755
申込:070401@ken.pref.kochi.lg.jp
9/16:空き家を使って何かやりたい人大募集! in香美市
日時:2023年9⽉16⽇(土)13:00〜15:00
会場:kuzume Base. (香美市土佐山田町楠目972-1)
登壇:On-Co 太田憲明・藤田恭兵
担当:特定非営利活動法人いなかみ(香美市土佐山田町本村214)
連絡先:0887-52-8606
申込:https://kochisakasama.peatix.com/
9/17:空き家を使って何かやりたい人大募集! in土佐山
日時:2023年9⽉17⽇(日)10:30-12:00
集合:ひだまり交差点BAL土佐山(高知市土佐山139-3)
登壇:On-Co 太田憲明・藤田恭兵
担当:特定非営利活動法人 土佐山アカデミー(高知市土佐山桑尾1856-1)
連絡先:088-895-2033
申込:https://tosayamaacademy.org/programs/sakasama/
今後の展開
「空き家を使って何かをやりたい人」の情報は、さかさま不動産への掲載と並行し、エリア内の物件所有者に届きやすいよう紙ベースでの配布や張り紙、地域特化での情報発信も強化して検証します。
また本企画を皮切りに、高知県内計7回に加えて大阪でも開催を予定。各エリアの特徴を打ち出し、より良いマッチングを図ると共に、チャレンジ精神を持つ人を誘致し、地域活性を狙います。
【参考】さかさま不動産について
2022年からはさかさま不動産支局の展開を始め、空き家を介した関係性づくりを、風土や課題を理解した人たちが地域密着でフォローする仕組みを拡げています。現在、福岡県香春、長野県辰野、岐阜県多治見、愛知県西尾など、計10支局が開局。自治体やまちづくり団体から相談も増えており、①移住や空き家活用相談は増えている ②借りられる空き家がない ③空き家課題は深刻 ④地域にとって良い移住者を選ぶ必要がある という共通課題が視えてきています。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NDU1OCMzMjQ0NTkjNzQ1NThfZnFnam1nWFRtcC5wbmc.png ]
株式会社On-Co
共同創業:水谷岳史/藤田恭兵
設立:2019年3月
本社:三重県桑名市西別所1375
事務所:名古屋市西区新道1丁目13-15昭和ビル
HP:https://on-co.jp/
ミッションは「未来の前座」。強みは社会に必要と感じた概念を具現化させること。さかさま不動産や上回転研究所、丘漁師組合などを展開している。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NDU1OCMzMjQ0NTkjNzQ1NThfb21uUlR0dU1JSS5qcGc.jpg ]
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