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地方こそ仕事もチャンスもあるブルーオーシャン【書籍発売『まったく新しい「地方で起業して成功と自由を手に入れる」方法』】

株式会社春陽堂書店は『まったく新しい「地方で起業して成功と自由を手に入れる」方法』 (坂元陽祐 著)を11月28日に発売しました。本書は岐阜県出身の著者が、高知県で起業し成功を収めた体験談を記した本です。

◆地方の誤解
著者は「地方には仕事がない」というよく聞く話は「ウソ」であると述べます。
UターンやIターンを地方が常に募集しているのは人材不足であり、そこには仕事の需要があるわけです。それでも地方の仕事といえば伝統的な地元の優良企業、または介護、医療、地域起こしなど普遍的な需要があるもの、あるいはよほど突出した個性や才能がなければ成功できないと思われがちですが、こちらも著者は否定します。

◆地方企業のメリットとは?
地方での企業は「タイムマシン」が使えると著者は述べます。都市部で流行っているものを地方で時間差で試すだけで成功に繋がる可能性があるわけです。さらに地方では「自分の食い扶持くらい稼げればいい」という気軽な動機で商売を始めることも可能です。地方の起業にはメリットがたくさんあり、まさにブルーオーシャンだとわかります。

◆レッスンに学べ!
本書は著者の来歴とともに、さまざまな教訓が「レッスン」として提示されています。いくつかの例を見てゆきましょう。
・何となくのUターンは危険(そこが自分にとって有利な土地なのかを吟味すること)
・味方をつける必要がある(家族、職場、学生時代からの友人を味方に。結婚している人はまず配偶者を説得し味方につける努力を)
・自分の仕事の延長線上にある仕事をイメージすべし(自分の思いつきを羅列、同じ会社からの転職、独立者をリサーチ、勤め先と取引先の事業を細かくリストアップの3段階で進める)
著者は50万円という少ない資金から事業をはじめました。そこからどう社員や仕事を増やしてゆくかも本書ではあますところなく記されています。自らが起業する気持ちになって読み進めることができます。

◆地方にこそチャンスがある
著者の坂元陽祐(さかもとようすけ)さんは、橋梁をはじめとする人口建造物の点検、調査、補修、補強設計などを行う株式会社インフラマネジメント代表取締役社長(CEO)を務める人物です。高知で1人で起業した会社は現在社員23名、資本金は50万円から10倍の500万円、年商は2億円にまで成長しました。「地方は消失しない」「新しいことは地方から始まる」とも著者は述べます。地方ばかりでなく、小さな企業を考えているすべての人におすすめの1冊です。

【書籍情報】  
『まったく新しい「地方で起業して成功と自由を手に入れる」』
 (2023年11月28日発売)
¥1760(税込)
Amazonページ短縮URL: https://x.gd/kt3ca


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